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てしお (巡視船・3代) : ウィキペディア日本語版
てしお (巡視船・3代)

てしお (, PM 15) は、海上保安庁砕氷巡視船。海上保安庁の分類はPM型、公称船型は500トン型。同型船は無い。海上保安庁の3隻目の砕氷巡視船にして、自主建造した砕氷船としては2隻目である。
== 設計 ==

=== 船体 ===
本来、砕氷船は大型かつ機関の馬力が大きいほど砕氷能力が高くなるが、「てしお」は先行して建造された「そうや」とは異なり、羅臼港根室海峡などの水深の浅い海域での活動を可能にするため、砕氷船としては比較的コンパクトにまとめられている。
ただし、小型ながらも船首に30度の傾斜を有しており、厚さ55cmの氷を3ノットで連続砕氷する能力を備え、ラミングでは75cmの砕氷能力を有する〔。75cm以上の氷は、チャージングにより砕氷する。砕氷船首のほかにも、推進系を氷片から守るボッシング構造や舵を保護するアイスホーン、チャージング時の過度の乗り上げを防ぐためのフォアフードなど、小型ながらも砕氷船に必要な装備を有している。
船体には、重量軽減のために高張力鋼が多用されており、耐氷部分は加えて低温での靭性に優れたD級鋼を使用している。構造は、砕氷船に多用されている横肋骨構造を採用しており、船首などの砕氷する個所は特に外板を厚くして肋骨を追加している。また、洋上での揺れを軽減するためにビルジキールを有している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「てしお (巡視船・3代)」の詳細全文を読む



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